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3月, 2020の投稿を表示しています

総合技術監理部門 学習の流れ

前回の投稿では、使用した教材を主に紹介しましたが、ここでは学習の流れを振り返りたいと思います。  但し、これから受験する人に一番何を伝えたいかと言えば、「自分に合った勉強方法を自分で見つけ、自分自身である程度の自信を持てるまで頑張って下さい」ということです。  その前提で、参考になるかどうかは分かりませんが、私自身の例を書きます。 2月「聴く!技術士総合技術監理部門のツボ」を熟読。   「総合技術監理部門標準テキスト」を用いて、総監で必要なキーワード学習    開始。    学習した内容を自分自身整理する為に、このブログをメモ代わりに使用    した。   「環境管理」を中心に学習。 3月 同じやり方で「情報管理」を中心に学習。 4月 択一問題の過去5年間分の問題を解答練習(正答率約40%)。    受験申込書の提出。    なお、「経歴」は凡そ化学部門の受験の時と同じですが、業務内容のところ    にはリスクマネジメントも行った旨も入れて書き替えた。    また、「業務内容の詳細」は何を選んで書こうか迷いましたが、自分自身が    前面に立って行った管理業務のうちで、なおかつトレードオフ課題の抽出や    リスク評価の観点で書きやすいものを選んで書いた。あまり大きなテーマで    選んでしまうと、具体的な内容が発散してしまい、書きづらくなってしまう    ので、口頭試験を終えた印象としても、このテーマ選択は正解だったと考え    ている。    (なお、受験申込書は第三者の添削を受けていない。) 5月 記述問題の予想と、解答原稿案作成。 6月 択一問題過去問の再整理。    キーワードの再整理。    キーワードに関連してこれまでに教材で調べたこと、あるいはインター    ネットの情報などで補足した事がらのうちで、ぜひ覚えるべきと判断した    内容をパワー    ポイント形式でまとめた。化学部門の時もそうだったが、結局このように    して自分自身で作ったキーワード集が学習の集大成となった。 7月 筆記試験日まで、上記のキーワード集を毎日見て覚えることと、過去問で    間違えた問題を正解するまで何度も解いた。    記述問題を手書きで書く練習も少し行った。 10月 筆記試験合格発...

総合技術監理部門 試験合格

3月6日に合否発表があり、無事合格していたことを確認しました。  ある程度予想していたとは言え、やはりうれしいです。総合技術監理の化学部門全体で言えば合格者3名でした。昨年はゼロでしたが、それまでの年に比べると昨年だけが異常だったのかなと思います。さすがにゼロが続くとまずいので、今年は基準を少し甘くとったかも知れませんが・・・。  化学部門で合格したときと同じように、改めてどういう勉強をしたかについて備忘録としてまとめておきたいと思います。  化学部門の時は、新技術開発センターの講座を受けることを勉強の軸としましたが、総合技術監理部門の試験は、基本市販の教材のみを用いて独習しました。但し、新技術開発センターの講座の中で特に田淵さんの講義は全部門共通の内容であり、テキストも含めて総合技術監理を包含していたので、受講したこと自体、総合技術監理においても役に立ちました。  独習にあたって用いた教材は以下の通りです。 ①「総合技術監理部門標準テキスト」 福田 遵著 日刊工業新聞社 ②「聴く!技術士総合技術監理部門のツボ」 ビジネスマン自立実践会著 学芸出版社 ③「総合技術監理部門 傾向と対策」 CEネットワーク編 鹿島出版会 ④「総合技術監理部門 択一式問題集」 CEネットワーク編 鹿島出版会  あと補足的に次の白書も購入して一通り目を通しました。 「環境白書」 「情報通信白書」  教材はこれだけですが、あとはもちろん文部科学省から出された「総合技術監理部門の技術体系(キーワード}について」が、必ず目を通さなければならない資料であることは間違いありません。  教材のうち、①はとっかかりとして総監に必要なキーワードをざっくり理解するのに役立ちました。②は総合技術監理部門の技術士が持つべき志や、5つの管理同士のトレードオフを勘案し、全体最適化を目指すストーリーの組み立て方やリスク管理を学ぶ上で役立ちました。これらは、二次試験の記述問題を解く上での論理組み立ての元になります。  但し、私が今回受けた二次試験に限って言えば、この本のような論理展開がきちんと出来たとはあまり思えない面もありますし、本に付属のCDは結局聞きませんでした。  教材の③と④はより実践的な内容の本で、内容が詳細かつ具体的です。その代わり、特に②はキーワードがやた...