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数理的手法

1.シミュレーション

(1)離散型シミュレーション:待ち行列モデル
   システムの状態変化が何種類かの特定のイベントの生起によって引き
   起こされるモデ ルに対して用いられるシミュレーション。
   通信・コンピュータシステム・生産・物流 などにおける性能評価に
   広く用いられている。
(2)連続型シミュレーション:微分/差分方程式モデル
   微分方程式や差分方程式で表現されたモデルのシミュレーションを指す。
   数学的には、 微分方程式の初期値問題を解くことに担当する。
   電気・機会などの物理的システムや 経済システムのシミュレーションに
   よく用いられる
(3)モンテカルロ・シミュレーション
   シミュレーションや数値計算を、乱数を用いて行う手法の総称
(4)シミュレーテッド・アニーリング
   焼きなまし法と呼ばれており、大域的最適化問題への汎用の確 率的
   メタアルゴリズムである。

2.数理計画法
  数理計画法は、数理モデル(”現実”を式で表したもの)の、 最適解を求める
  ための方法。

3.階層化意思決定法
  複数の代替案の比較評価について考える。もし、代替案の優劣が一つの
  基準で評価でき、かつ、その 基準を表す数値が各代替案ごとに与えられて
  いれば、比較評価は容易にできる。しかし、現実の問題で は、評価の基準
  となる項目は複数存在するのが普通であり、評価基準に対しても主観的な
  優劣しか与え ることができない場合も多い。
  階層化意思決定法(Analytic hierarchy Process:AHP)は、このよう な
  問題に対するひとつの分析法である。


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