前回に引き続き、PCR検査と隔離の問題について検討します。
今回は、ある程度感染が進んでしまった場合に検査件数(能力)を増大させる
ことによって隔離を推し進め、感染の収束を図ることが出来るかどうか、もし
可能だとすれば、どの程度の能力増大が必要かを検討しました。
PCR検査能力について、市中感染率がある値になるまでは現状のままとし、
その後急に増大させるプランで累積感染者数の変化を見てみました。
初めに、累積感染者数で10万人当たり490人、市中感染率で約0.5%
まで感染が進んだ段階以降、検査及び隔離能力は大きく増加させた場合の結果
を下図に示します。
これで分かる通り、能力を現状の10倍に増加させてもほとんど効果がありま
せん。能力を20倍、30倍と増加させることによって、感染者の拡大を徐々
に抑制でき、40倍まで増加することでやっと収束が可能となります。
市中感染率が1.3%、及び2,7%まで増大してから、それぞれ検査と隔離
能力を増大させた場合の効果を下図に示します。
これらのグラフから、感染収束に必要な検査能力は、市中感染率が1.3%の
場合で100倍、市中感染率が2.7%の場合で200倍と、市中感染が進む
ほど、より大きな能力増強が必要になることがわかります。
今回は、ある程度感染が進んでしまった場合に検査件数(能力)を増大させる
ことによって隔離を推し進め、感染の収束を図ることが出来るかどうか、もし
可能だとすれば、どの程度の能力増大が必要かを検討しました。
PCR検査能力について、市中感染率がある値になるまでは現状のままとし、
その後急に増大させるプランで累積感染者数の変化を見てみました。
初めに、累積感染者数で10万人当たり490人、市中感染率で約0.5%
まで感染が進んだ段階以降、検査及び隔離能力は大きく増加させた場合の結果
を下図に示します。
これで分かる通り、能力を現状の10倍に増加させてもほとんど効果がありま
せん。能力を20倍、30倍と増加させることによって、感染者の拡大を徐々
に抑制でき、40倍まで増加することでやっと収束が可能となります。
市中感染率が1.3%、及び2,7%まで増大してから、それぞれ検査と隔離
能力を増大させた場合の効果を下図に示します。
これらのグラフから、感染収束に必要な検査能力は、市中感染率が1.3%の
場合で100倍、市中感染率が2.7%の場合で200倍と、市中感染が進む
ほど、より大きな能力増強が必要になることがわかります。
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