新型コロナウイルスについてこれまでに検討してきたことをパワーポイント
の資料としてまとめてみました。
それを踏まえ、更に最近の状況も含めて感じたことを記します。
1.マスクの着用、手洗いの徹底などで、定量的な程度は不明ですが、他者
との接触削減はあるレベルで実現しつつあると思います。
2.従って、感染拡大指数と言うべき γ の値は、当初の1.1 よりは低下して
いる可能性が高く、外出制限を緩和してもPCR検査と隔離が適切に行わ
れれば、感染の急拡大は抑制できそうです。
3.但し、検査と隔離が不徹底だと、アクティブな市中感染率が上昇し、
ある時点から再び急拡大する危険性が高まります。
4.最近のニュースの中で、北九州と東京について話題に上っていますが、
北九州に関しては攻めの検査を比較的広く行って、無症状者も含めた
あぶり出しをしているので、状況が落ち着いているように感じます。
1日当たりの検査数200件、感染者の1日当たり発見数20人で比較的
落ち着いてきていることから推定すると、現時点における北九州の市中
感染率は0.03~0.05%と推定します。
6.東京に関して言えば、市中感染率が北九州と同じレベルだとしても、
人口が北九州の10倍以上であることを勘案すると、1日の検査数で
2000件以上、発見すべき感染者数200人/日以上を達成していない
7.小池東京都知事が、少し前に「何とか感染者を20人/日以下に抑えたい」
と話していましたが、それは非常に危険な物言いです。なぜなら、それは
発見する人数を抑えたいと同じ意味だからです。その考えだと、感染拡大
を抑制することは不可能です。
8.小池都知事に限らず、現在の感染者数に対する捉え方がマスコミも含めて
間違っています。検査によって大部分の感染者を見出せるのならそのよう
な捉え方で大丈夫ですが、新型コロナに関しては検査で捉えられるのが
一部分であることで、考え方を転換しないとダメです。その為、マスコミも
の資料としてまとめてみました。
それを踏まえ、更に最近の状況も含めて感じたことを記します。
1.マスクの着用、手洗いの徹底などで、定量的な程度は不明ですが、他者
との接触削減はあるレベルで実現しつつあると思います。
2.従って、感染拡大指数と言うべき γ の値は、当初の1.1 よりは低下して
いる可能性が高く、外出制限を緩和してもPCR検査と隔離が適切に行わ
れれば、感染の急拡大は抑制できそうです。
3.但し、検査と隔離が不徹底だと、アクティブな市中感染率が上昇し、
ある時点から再び急拡大する危険性が高まります。
4.最近のニュースの中で、北九州と東京について話題に上っていますが、
北九州に関しては攻めの検査を比較的広く行って、無症状者も含めた
あぶり出しをしているので、状況が落ち着いているように感じます。
1日当たりの検査数200件、感染者の1日当たり発見数20人で比較的
落ち着いてきていることから推定すると、現時点における北九州の市中
感染率は0.03~0.05%と推定します。
6.東京に関して言えば、市中感染率が北九州と同じレベルだとしても、
人口が北九州の10倍以上であることを勘案すると、1日の検査数で
2000件以上、発見すべき感染者数200人/日以上を達成していない
とダメなはずです。しかし、東京都のホームページ等を見ると、検査者数
は約1500人とまあまあですが、発見出来ている人数で言えば北九州と
同じ程度なので、個人的には相当やばいと感じています。7.小池東京都知事が、少し前に「何とか感染者を20人/日以下に抑えたい」
と話していましたが、それは非常に危険な物言いです。なぜなら、それは
発見する人数を抑えたいと同じ意味だからです。その考えだと、感染拡大
を抑制することは不可能です。
8.小池都知事に限らず、現在の感染者数に対する捉え方がマスコミも含めて
間違っています。検査によって大部分の感染者を見出せるのならそのよう
な捉え方で大丈夫ですが、新型コロナに関しては検査で捉えられるのが
一部分であることで、考え方を転換しないとダメです。その為、マスコミも
「新規感染者発見数」という言い方に今後変えるべきだと思います。
以上を基に、北九州と東京の今後について、それぞれの感染者発見能力を基に
推算してみました。
市中感染率0.04%からスタートするとし、感染拡大が実感できる市中感染者数を
10万人当たり100人と仮定すると、北九州の場合1カ月は持ち応えられます。
その前に感染発見者数が0になったとしたら、市中感染率が0.04%より低かった
と言えます。
一方、東京の場合は2週間強で100人に到達するので、遅くとも再来週ぐらい
から騒がれることになりそうです。但し、そうならないことを祈っています。
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