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総監口頭試験

今日(1/20)総監の口頭試験が無事終わりました。 実を言うと、昨日夜の時点で一旦覚えたことが一時的にブラックアウトしてしまい、一体どうなってしまうんだろうと強く危惧しましたが、終わってみれば拍子抜けするぐらいにあっけなく終わりました。 化学部門の口頭試験の時もそうでしたが、やはり最初のプレゼンのパートをきっちり覚えてスラスラと言えれば、その後の質疑応答は何とかこなせることを改めて実感しました。 今回、ガチンコ学園から教えてもらったものや昨年の総監口頭試験で出されたものを中心に100以上の想定質問を用意し試験に臨みましたが、その中で実際に出た問題は2問ほどでした。それ以外は、どちらかと言えば雑談に近く、面接時間も本来は20分間ギリギリ取られるはずが、自分の場合は15分ほどで「もう終わりで結構です」と言われてしまいました。 一番答えに困った問題は、「製造部長の立場で協力企業との関係をどうしたのか、総合技術監理の立場で答えなさい」というものでした。この質問だけは、あまり適確な答えが出来なかったと思います。 一般的に、そもそも口頭試験は落とすのが目的ではなく基本合格させるための試験であり、面接官が答えに納得いかない場合は追加の質問が畳みかけられて、時間がむしろ超過する傾向があると言われています。 自分の場合を改めて振り返ると、終始穏やかな語り掛けであり追加の質問もなかったので、恐らく合格の判定をもらえるものと思います。 思い起こせば、技術士の一次試験を受けようと思い勉強を始めてから最短3年でここまで辿りつけたので、自分としては上出来です。 技術系の試験を受けるのはこれを最後にしようと思いますので、これからはこの資格を可能な限り生かして今後の人生を歩んでいこうと思います。

危機管理

1.対象となる不測事態  ① 組織内の経営問題(労働争議、労働災害など)  ② 組織外と関係する経営問題(欠陥商品、顧客情報の漏えい、不正行為など)  ③ 産業災害(爆発、火災、放射能漏れ、危険物質の流出など)  ④ 自然災害(地震、水害、台風、火山噴火、地すべり、豪雪など)  ⑤ 犯罪(テロ、脅迫、誘拐など)  ⑥ その他(戦争や石油危機、暴動のように組織だけでは対応できない危機) 2.危機管理マニュアル (1)危機管理の基本方針・目的・目標 (2)取り上げる被害シナリオ (3)緊急時でも維持すべき通常業務 (4)危機管理体制と責任 (5)危機管理体制の運用 (6)主な緊急対応アクション   ① 社員とその家族、関連会社・工場入場者の安全の確保   ② 企業資産の保全   ③ 業務の早期回復と継続   ④ 被害の早期確認   ⑤ 社内と取引先との情報の収集と伝達   ⑥ 当社を根源とする被害拡大の防止   ⑦ 被害復旧   ⑧ 緊急時に必要な要員の確保:従業員の行動要領策定 従業員が就業時間外              と時間内のそれぞれの場合を策定する。   ⑨ 社外対応(一般のお客様、取引先、官公庁、マスコミ) (7)教育と訓練 (8)情報開示 (9)計画の見直し 3.危機管理活動 (1)危機管理活動のステップ   ①準備段階   ②事前 作業段階   ③緊急事態 対応段階   ④事後 復旧段階 (2)危機管理活動の基本要素   ①最悪の事態 に備える   ②危険と 好機会の認識   ③危機対応の 定義と管理   ④環境の整備   ⑤ダメージ の防止   ⑥効果的解決   ⑦平常への 復帰   ⑧再発防止  4.事業継続計画 (1)BCP・BCMの必要性   企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの 緊急事態に遭遇した場合において   事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続ある いは早期   復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続   のための方法、手 段などを取り決めておく計画   危機管理マニュアルが社員の生命を 守ると言ったより緊...

労働安全衛生管理

1.労働安全衛生法 2.労働安全衛生管理システム (OSHMS)   事 業場において自主的に安全衛生水準を向上していくための仕組みであり、   一連のプロセスを定めて継続 的に安全衛生水準を維持・向上させていく   ための管理システムである。   労働マネジメントシステム(OHSMS)の国際規格として OHSAS18001 が         ある。   ① 事業者による導入宣言   ② 組織体制の整備、人材の養成   ③ 労働安全衛生管理の現状把握   ④ OSHMSの構築・整備   ⑤ OSHMSの実施 3.労働災害と災害統計 4.メンタルヘルスケア   4つのメンタルヘルスケアの推進  (1)セルフケア  (2)ラインによるケア  (3)事業場内産業保健スタッフ等によるケア  (4)事業場外資源によるケア                    ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋

リスク管理

1.リスクの概念 (1)リスクの定義   『組織の収益や損失に影響を与える不確実性』    事象の発生確率と事象の結果の組み合わせ (2)安全の定義   安全は、リスクを許容可能な極限のレベルまで低減させる活動 (3)社会的受容   対象となる事象や科学技術の持つ正負両面を考慮 し、その上で社会が受け   入れることを社会的受容もしくはPA(PublicAcceptance)と言う。 2.リスクアセスメント 3.リスク対策 4.リスクコミュニケーション                  ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋  

情報セキュリティ

1.情報セキュリティポリシー   1)情報セキュリティ 基本方針   2)情報セキュリティ 対策基準   3)情報セキュリティ 実施手順 (1)組織の長が深く関与しなければならない。 (2)既成のものの真似ではなく自ら策定する必要がある(自主作成) (3)現場で実行できる内容である必要がある(実効性) 2.情報リスクの把握 (1)情報リスクの種類  内部要因:システムの脆弱性やアクセス制限の不備など  外部要因:ネットワークを介した意図的な加害や自然災害などの脅威 (2)リスク分析 (3)セキュリティの三大要素  「機密性(Confidentiality)」    アクセス権を持つ者だけが情報にアクセスできること  「完全性(Integrity)」    ネットワークやデータの汚染を防止し、常 に正しい情報が手に入る    状況を保つこと  「可用性(Availability)」    必要時に許可された者が確実に情報にアクセスで きる環境    バックアップなど 3.情報リスク対策   ウイルス対策 :   ① ワクチンソフトは最新版を活用する   ② メールの添付ファイルは、まずウイルス検査すべき   ③ ダウンロードしたファイルは、まずウイルス検査をする   ④ ウイルス感染の兆候を見逃すなかれ   ⑤ 万一のためにデータは、必ずバックアップをする    不正アクセス対策 :   ① 修正プログラム(パッチ)を適用する『侵入対策』   ② 定期的なパスワード変更『なりすまし対策』   ③ ファイアウォールソフト(統合セキュリティ対策ソフト)の活用 4.情報漏えい対策  ① 組織の情報資産を、許可なく持ち出さない  ② 組織の情報資産を、未対策のまま目の届かない所に放置しない  ③ 組織の情報資産を、未対策のまま廃棄しない  ④ 私物の機器(パソコンや電子媒体)やプログラム等のデータを、許可   なく、組織に持ち込まない  ⑤ 個人に割り当てられた権限を、許可なく、他の人に貸与または譲渡しない  ⑥ 業務上知り得た情報を、許可なく、公言しない  ⑦ 情報漏えいを起こしたら、自分で判断せずに、まず報告                     ・・・「ガ...

緊急時の情報管理

1.緊急時の情報収集 (1)緊急事態の早期発見 (2)情報内容の整理 (3)情報の収集方法 2.緊急時の情報処理と情報伝達 (1)緊急時の情報処理(分析・判断) (2)緊急時の情報伝達    災害時の情報伝達手段としては、簡易無線局や MCA 無線局、衛星携帯    電話、VSAT(小規模 衛生通信設備)、IP 電話が非常に有効 3.緊急時の広報 (1)安全のための広報 (2)安心のための広報 (3)マスコミ対応    NGワード1 「知らなかった、部下がやった」    NGワード2 「法的には問題がない、法律は守っている」    NGワード3 「みんなやっている」    NGワード4 「たいしたことではない」                    ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋

通常時の情報管理

1.組織における情報   ① 職能別分類   ② 問題別分類・・・ 業務レベル 、管理(問題解決)レベル 、戦略レベル   ③ 形態別分類 ・・・文書、電子媒体、口頭 2.情報公開   制度上のディスクロージャー・・・証券取引法、商法   任意の ディスクロージャー・・・IR(Investors Relations) 3.情報システム  (1)IT導入のリスク    ①「自動化」の落とし穴      自動化には大きな落とし穴がある。業務プロセスを自動 化することで、     柔軟な対応ができなくなったり、内部統制が甘くなったりすることがある   ②「ペーパーレス化」の落とし穴      紙の良いところ は、何でも自由に書き込みができるところである。     作業者が作業中に思い付いた改善事項のメモや不良 発生時の記録、後工程     への申し送り事項など、紙を媒体とした情報伝達によって、現場は自律した     コン トロールやノウハウを確立していたりする   ③「統合業務システム」の落とし穴      業務システムを統合して全体最適化することは、裏返せば全体最悪に陥る     リスクも あるとい うことだ。万一、統合業務システムが故障すればすべて     の業務が停止する (2)個別の情報システム    ①ERP(Enterprise Resource Planning)    「統合業務パッケージ」    ②CRM(Customer Relationship Management)    顧客の購買行動や年齢、性別、趣味などの個人の情報を収集し、その活用に    より、効率の 良い営業活動を行うためのマーケティングの手法    ③SCM(Supply Chain Management)    ④SFA(Sales Force Automation)     「営業支援システム」   ⑤OLAP(On-Line Analytical Processing)     「多次元データベース」   ⑥ナレッジマネジメント    ⑦ASP(Application Service Provider)...