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2019.5.23 化学部会講演会 及び説明会

元の会社の先輩技術士である高井さんから紹介をされた、化学部会理事の福井さんにお会いする目的も兼ねて標記講演会に参加しました。参加者は30名以上と、中部本部の同様の会合に比べるとさすがに盛況でしたし、雰囲気もややかしこまった感じでした。

1.機能性材料としてのブロック共重合体・・・日本化薬 白井技術士
白井さんは化学部会の若手の会幹事もやられている若い方です。今回ご自身の仕事に関わる標記内容の講演をされ、日本化薬の歴史と事業分野の紹介及び、ポリマーアロイの話をされました。

日本化薬は工業用ダイナマイトを日本で初めて工業化した会社ですが、軍事用には関わっていないと強調されてのが印象的でした。面白かったのは、その派生としてエアーバッグ用火薬で新しい事業部が出来ているとのことや、原料であるニトログリセリンが医薬分野の柱の一つになっているとのことです。

ポリマーアロイで興味があったのは、共重合体の場合、単なるポリマーブレンドとは異なってミクロ層分離によってナノ構造を形成するとの話でした。また、最近は自己組織化を利用してナノ構造を制御し、機能材料を生み出すことが色々試みられているようです。

2.撹拌槽における諸現象の可視化と定量化・・・横浜国立大学 上ノ山教授
内容としては、まさに化学工学の講義といった感じで、昔懐かしい「連続の式」や「Navier-Stokes」の式を用い、撹拌槽内部の流動を数値解析するモデルの紹介でした。
スラリー系の解析例では、粘度が高い高濃度スラリーと粘度が低い低粘度スラリーの混合過程のシミュレーションを説明して下さいました。

自分自身目新しかったのは、電気抵抗法を始めとするトモグラフィーによって撹拌槽内の流動状態を可視化する試みです。これがどの程度実用的かは正直良くわからないですが、スラリー混合における粒子挙動解析に利用できたら面白いかも知れないです。

講演に引き続いて化学部会の紹介がありました。化学部会の正会員数は全国で453名です。

続いて行われた新合格者の歓迎会では、福井理事を始め、沢木副部会長、渡辺次期部会長、佐々木幹事、大木幹事などと親しく懇談をさせて頂きました。





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