2019年5月18日に開催された中部本部化学部会主催の第一回講演会に参加しました。
第一印象としては、出席人数が約18名と思ったより小じんまりしてて、非常にアットホームな雰囲気の会だと感じたことです。同日行われた技術士会中部本部主催の新合格者説明会に配られた資料で知りましたが、中部本部所属の化学部門(金属部門を含む)の技術士は69名しかいないので、それでも約3割が出席されてたことになります。 因みに、全部門の合計は1229名だそうです。
講演会については2件の発表がありました。
1.自動車部品における表面処理技術・・・岡田恭明氏
中部本部の化学部会は 名前は化学部会になっていますが、活動は金属部会と合同で行っていて、岡田さんは金属部門の技術士の方です。トヨタ系列の金属部品表面処理に関わっていらして、金属材料に対する表面処理の基礎から応用に至る幅広い分野の技術紹介をされていました。
表面処理の主な目的としては、機械部品の摩擦低減と多様な環境下での防食を挙げられており、更にそれらを環境負荷が出来るだけ小さい方法で行うことが現在及び将来の課題だと話されていました。
2. 材料技術者の品質管理(SQC)の実践・・・鶴田忠志氏(デンソー)
鶴田さんは、化学部門、経営工学部門、応用理学部門、総合技術監理部門の4部門の技術士資格を持っておられる方です。
今回品質管理における統計的手法に関して、実務的に役立ちそうなお話をされていました。QC工程図の実務的な利用方法や、データ検定の仕方などについてなかなか興味深い話が多かったです。特性要因図なども非常に体系的かつ緻密なものを作られ、QCサークルのようにボトムアップ式で活用しようというより、もっと管理的な問題解決手段として積極的に活用しようとされている姿が見え、納得が得られました。
第一印象としては、出席人数が約18名と思ったより小じんまりしてて、非常にアットホームな雰囲気の会だと感じたことです。同日行われた技術士会中部本部主催の新合格者説明会に配られた資料で知りましたが、中部本部所属の化学部門(金属部門を含む)の技術士は69名しかいないので、それでも約3割が出席されてたことになります。 因みに、全部門の合計は1229名だそうです。
講演会については2件の発表がありました。
1.自動車部品における表面処理技術・・・岡田恭明氏
中部本部の化学部会は 名前は化学部会になっていますが、活動は金属部会と合同で行っていて、岡田さんは金属部門の技術士の方です。トヨタ系列の金属部品表面処理に関わっていらして、金属材料に対する表面処理の基礎から応用に至る幅広い分野の技術紹介をされていました。
表面処理の主な目的としては、機械部品の摩擦低減と多様な環境下での防食を挙げられており、更にそれらを環境負荷が出来るだけ小さい方法で行うことが現在及び将来の課題だと話されていました。
2. 材料技術者の品質管理(SQC)の実践・・・鶴田忠志氏(デンソー)
鶴田さんは、化学部門、経営工学部門、応用理学部門、総合技術監理部門の4部門の技術士資格を持っておられる方です。
今回品質管理における統計的手法に関して、実務的に役立ちそうなお話をされていました。QC工程図の実務的な利用方法や、データ検定の仕方などについてなかなか興味深い話が多かったです。特性要因図なども非常に体系的かつ緻密なものを作られ、QCサークルのようにボトムアップ式で活用しようというより、もっと管理的な問題解決手段として積極的に活用しようとされている姿が見え、納得が得られました。
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