標記支部年次大会と東北大学名誉教授の帯刀益夫先生の講演会に参加しました。
講演の演題は「遺伝子とは何か、私がつくる遺伝子アート」という内容で、既に現役を引退されている中で創作されているアートについて、興味深いお話でした。
前半は遺伝子とは何かと言う基礎的な解説があり、その後遺伝子の塩基配列を色に置き換えて色彩パターンを作られ、一種の絵画として視覚的に表現される様子を幾つか紹介されていました。
塩基配列そのものは単なる文字情報の羅列でしか見えないので、それを色彩情報に置き換えることでより身近なものとなり、なおかつ新しい芸術の創造につながるのではないかとのお考えが良く理解できました。
個人的には、パターンが長方形の格子をパターンで埋めていく方法が主体だったので、例えば極座標系あるいは何らかのらせん図形を基にしたパターンで穴埋めできたら、もう少し何かが変わるのではと思いました。
絵画的に表現される以外に、音としてあるいは音楽として表現されようとする試みもなかなか面白かったです。塩基配列のリズム性からすると、こちらの方が相性が良いかも知れません。
科学の世界で非常に高いレベルに到達された方が、心機一転芸術の世界に興味を持たれている姿は、ある面浮世離れされている部分はありますが、素敵だなと思いました。
講演の演題は「遺伝子とは何か、私がつくる遺伝子アート」という内容で、既に現役を引退されている中で創作されているアートについて、興味深いお話でした。
前半は遺伝子とは何かと言う基礎的な解説があり、その後遺伝子の塩基配列を色に置き換えて色彩パターンを作られ、一種の絵画として視覚的に表現される様子を幾つか紹介されていました。
塩基配列そのものは単なる文字情報の羅列でしか見えないので、それを色彩情報に置き換えることでより身近なものとなり、なおかつ新しい芸術の創造につながるのではないかとのお考えが良く理解できました。
個人的には、パターンが長方形の格子をパターンで埋めていく方法が主体だったので、例えば極座標系あるいは何らかのらせん図形を基にしたパターンで穴埋めできたら、もう少し何かが変わるのではと思いました。
絵画的に表現される以外に、音としてあるいは音楽として表現されようとする試みもなかなか面白かったです。塩基配列のリズム性からすると、こちらの方が相性が良いかも知れません。
科学の世界で非常に高いレベルに到達された方が、心機一転芸術の世界に興味を持たれている姿は、ある面浮世離れされている部分はありますが、素敵だなと思いました。
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