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事業企画と事業計画

1.事業環境の変化

最近では経済連携協定(FPA)や自由貿易協定(FTA)が各地で結ばれていて、
関税 の撤廃、各国市場での外国企業の参入障壁が下がってきている。

WTO(世界貿易機関)・・・国際貿易全体のルール
   GATT(完全および貿易に関する一般協定)
   GATS(サービス貿易に関 する一般協定)
   TRIPS(知的財産権の貿易的側面に関する協定)
 基本的に加盟国の間で貿易を行う上での差別待遇を禁止
 ・・・「最恵国待遇の原則」
 例外は、EUの関税同盟(域内で完全を撤廃し、域外では共通関税を設定する)
 と自由貿易地域の設定(FTA, EPA)

FTA:特定の国や地域の間で、物品の関税やサービス貿易の障壁等を削減・撤廃
することを目的とする協定 、TPPもFTAの一種
EPA(経済連携協定):貿易の自由化に加え、投資、人の移動、知的財産の保護
や競争政策におけるルール作り、様々な分野 での協力の要素等を含む、幅広い
経済関係の強化を目的とする協定

企業の課題・・・リードタイム短縮、在庫削減、多品種 少量生産システム など

2.フィージビリティ・スタディ
① 事業内容の具体化
② 予備的な設計・試作
③ 予備的調査と需要予測
④ 事業の収支予測と資金調達

3.総合生産計画
総合生産計画は、半年あるいは一年といった比較的 長期間にわたる計画で、
主として需要予測量(販売計画)と生産能力(生産計画)の調整を目的として
いる。
通常は6カ月~18カ月程度の期間に対して、需要予測量を満足するために、
生産率、労働力水準、 在庫水準、残業時間、外注率などを調節して生産量と
生産時期を決定する。総合生産計画は期中のコス ト最小化を目的とする場合が
多いが、雇用水準の安定化や在庫水準の適正化も重要な要素である。

4.基準生産計画と資材所要量計画
基準生産計画(MasterProductionSchedule:MPS)は、総合生産計画によって
生産する製品全体の 生産計画を、最終的に製品アイテム単位に分解することが
その機能である。要するに、どのような資材(部 品)をいつ、どのくらい必要で
あるかという計画を作成することで、資材所要量計画(Material Requirement
Planning:MRP)のベースとな るものである。
 MRP からさらに発展して、企業全体の在庫、決済、資産管理までを 実施する
ERP というシステムも構築されている。

5.施工計画
(1)仮設計画(2)工程計画 (3)予算計画(4)安全衛生管理計画
(5)工法計画

                             
                   ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋








 

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