スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

12月, 2019の投稿を表示しています

危機管理

1.対象となる不測事態  ① 組織内の経営問題(労働争議、労働災害など)  ② 組織外と関係する経営問題(欠陥商品、顧客情報の漏えい、不正行為など)  ③ 産業災害(爆発、火災、放射能漏れ、危険物質の流出など)  ④ 自然災害(地震、水害、台風、火山噴火、地すべり、豪雪など)  ⑤ 犯罪(テロ、脅迫、誘拐など)  ⑥ その他(戦争や石油危機、暴動のように組織だけでは対応できない危機) 2.危機管理マニュアル (1)危機管理の基本方針・目的・目標 (2)取り上げる被害シナリオ (3)緊急時でも維持すべき通常業務 (4)危機管理体制と責任 (5)危機管理体制の運用 (6)主な緊急対応アクション   ① 社員とその家族、関連会社・工場入場者の安全の確保   ② 企業資産の保全   ③ 業務の早期回復と継続   ④ 被害の早期確認   ⑤ 社内と取引先との情報の収集と伝達   ⑥ 当社を根源とする被害拡大の防止   ⑦ 被害復旧   ⑧ 緊急時に必要な要員の確保:従業員の行動要領策定 従業員が就業時間外              と時間内のそれぞれの場合を策定する。   ⑨ 社外対応(一般のお客様、取引先、官公庁、マスコミ) (7)教育と訓練 (8)情報開示 (9)計画の見直し 3.危機管理活動 (1)危機管理活動のステップ   ①準備段階   ②事前 作業段階   ③緊急事態 対応段階   ④事後 復旧段階 (2)危機管理活動の基本要素   ①最悪の事態 に備える   ②危険と 好機会の認識   ③危機対応の 定義と管理   ④環境の整備   ⑤ダメージ の防止   ⑥効果的解決   ⑦平常への 復帰   ⑧再発防止  4.事業継続計画 (1)BCP・BCMの必要性   企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの 緊急事態に遭遇した場合において   事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続ある いは早期   復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続   のための方法、手 段などを取り決めておく計画   危機管理マニュアルが社員の生命を 守ると言ったより緊...

労働安全衛生管理

1.労働安全衛生法 2.労働安全衛生管理システム (OSHMS)   事 業場において自主的に安全衛生水準を向上していくための仕組みであり、   一連のプロセスを定めて継続 的に安全衛生水準を維持・向上させていく   ための管理システムである。   労働マネジメントシステム(OHSMS)の国際規格として OHSAS18001 が         ある。   ① 事業者による導入宣言   ② 組織体制の整備、人材の養成   ③ 労働安全衛生管理の現状把握   ④ OSHMSの構築・整備   ⑤ OSHMSの実施 3.労働災害と災害統計 4.メンタルヘルスケア   4つのメンタルヘルスケアの推進  (1)セルフケア  (2)ラインによるケア  (3)事業場内産業保健スタッフ等によるケア  (4)事業場外資源によるケア                    ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋

リスク管理

1.リスクの概念 (1)リスクの定義   『組織の収益や損失に影響を与える不確実性』    事象の発生確率と事象の結果の組み合わせ (2)安全の定義   安全は、リスクを許容可能な極限のレベルまで低減させる活動 (3)社会的受容   対象となる事象や科学技術の持つ正負両面を考慮 し、その上で社会が受け   入れることを社会的受容もしくはPA(PublicAcceptance)と言う。 2.リスクアセスメント 3.リスク対策 4.リスクコミュニケーション                  ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋  

情報セキュリティ

1.情報セキュリティポリシー   1)情報セキュリティ 基本方針   2)情報セキュリティ 対策基準   3)情報セキュリティ 実施手順 (1)組織の長が深く関与しなければならない。 (2)既成のものの真似ではなく自ら策定する必要がある(自主作成) (3)現場で実行できる内容である必要がある(実効性) 2.情報リスクの把握 (1)情報リスクの種類  内部要因:システムの脆弱性やアクセス制限の不備など  外部要因:ネットワークを介した意図的な加害や自然災害などの脅威 (2)リスク分析 (3)セキュリティの三大要素  「機密性(Confidentiality)」    アクセス権を持つ者だけが情報にアクセスできること  「完全性(Integrity)」    ネットワークやデータの汚染を防止し、常 に正しい情報が手に入る    状況を保つこと  「可用性(Availability)」    必要時に許可された者が確実に情報にアクセスで きる環境    バックアップなど 3.情報リスク対策   ウイルス対策 :   ① ワクチンソフトは最新版を活用する   ② メールの添付ファイルは、まずウイルス検査すべき   ③ ダウンロードしたファイルは、まずウイルス検査をする   ④ ウイルス感染の兆候を見逃すなかれ   ⑤ 万一のためにデータは、必ずバックアップをする    不正アクセス対策 :   ① 修正プログラム(パッチ)を適用する『侵入対策』   ② 定期的なパスワード変更『なりすまし対策』   ③ ファイアウォールソフト(統合セキュリティ対策ソフト)の活用 4.情報漏えい対策  ① 組織の情報資産を、許可なく持ち出さない  ② 組織の情報資産を、未対策のまま目の届かない所に放置しない  ③ 組織の情報資産を、未対策のまま廃棄しない  ④ 私物の機器(パソコンや電子媒体)やプログラム等のデータを、許可   なく、組織に持ち込まない  ⑤ 個人に割り当てられた権限を、許可なく、他の人に貸与または譲渡しない  ⑥ 業務上知り得た情報を、許可なく、公言しない  ⑦ 情報漏えいを起こしたら、自分で判断せずに、まず報告                     ・・・「ガ...

緊急時の情報管理

1.緊急時の情報収集 (1)緊急事態の早期発見 (2)情報内容の整理 (3)情報の収集方法 2.緊急時の情報処理と情報伝達 (1)緊急時の情報処理(分析・判断) (2)緊急時の情報伝達    災害時の情報伝達手段としては、簡易無線局や MCA 無線局、衛星携帯    電話、VSAT(小規模 衛生通信設備)、IP 電話が非常に有効 3.緊急時の広報 (1)安全のための広報 (2)安心のための広報 (3)マスコミ対応    NGワード1 「知らなかった、部下がやった」    NGワード2 「法的には問題がない、法律は守っている」    NGワード3 「みんなやっている」    NGワード4 「たいしたことではない」                    ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋

通常時の情報管理

1.組織における情報   ① 職能別分類   ② 問題別分類・・・ 業務レベル 、管理(問題解決)レベル 、戦略レベル   ③ 形態別分類 ・・・文書、電子媒体、口頭 2.情報公開   制度上のディスクロージャー・・・証券取引法、商法   任意の ディスクロージャー・・・IR(Investors Relations) 3.情報システム  (1)IT導入のリスク    ①「自動化」の落とし穴      自動化には大きな落とし穴がある。業務プロセスを自動 化することで、     柔軟な対応ができなくなったり、内部統制が甘くなったりすることがある   ②「ペーパーレス化」の落とし穴      紙の良いところ は、何でも自由に書き込みができるところである。     作業者が作業中に思い付いた改善事項のメモや不良 発生時の記録、後工程     への申し送り事項など、紙を媒体とした情報伝達によって、現場は自律した     コン トロールやノウハウを確立していたりする   ③「統合業務システム」の落とし穴      業務システムを統合して全体最適化することは、裏返せば全体最悪に陥る     リスクも あるとい うことだ。万一、統合業務システムが故障すればすべて     の業務が停止する (2)個別の情報システム    ①ERP(Enterprise Resource Planning)    「統合業務パッケージ」    ②CRM(Customer Relationship Management)    顧客の購買行動や年齢、性別、趣味などの個人の情報を収集し、その活用に    より、効率の 良い営業活動を行うためのマーケティングの手法    ③SCM(Supply Chain Management)    ④SFA(Sales Force Automation)     「営業支援システム」   ⑤OLAP(On-Line Analytical Processing)     「多次元データベース」   ⑥ナレッジマネジメント    ⑦ASP(Application Service Provider)...

組織文化と組織形態

1.組織文化 “組織全体で、明示的、あるいは暗示的に共有されている、組織と組織の構成員 の意思決定 や行動に影響を与える価値観や求める資質。” (1)組織文化がもたらす効果 (2)良き組織文化とは (3)組織文化をつくり、強化する3つの要素 2.組織形態  職能別組織・・・役割分担を明確にできるが、全社利益より部門利益を優先          してしまう  事業部制組織 ・・・1つの事業部で業務プロセスを完結できるが、全社的          ベクトル合わせが難しい。  マトリックス組織 ・・・支店など                   ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋

人の行動と組織

1.人の行動モデル (1)テイラーの科学的管理法    ① 課業管理・・・課業の設定、諸条件等の 標準化、成功報酬、            不成功減収、最高難易度の課業    ② 作業の標準化(作業研究)・・・時間研究、動作研究    ③ 作業管理のために最適な組織形態 (2)マグレガーのX理論とY理論     X理論・・・人間性悪説    Y理論・・・人間性善説 (3)行動科学的アプローチ     「行動科学」とは、人間の行動を「科学」的に研究することで、「いつでも、     どこでも、だれでも、同 じ条件の下ならば必ず成り立つような一般法則を     見つけること、つまり「普遍的な法則」を見つけるこ とである。  2.インセンティブ    マズローの欲求5段階説    X 理論の制度的安全確保と方向づけの要因を取り入れた改良版 Y 理論    ・物質的 インセンティブ     ・評価的 インセンティブ     ・人的 インセンティブ     ・理念的 インセンティブ     ・自己実現 インセンティブ  3.リーダーシップ    リーダーシップとは仕事で成果を出すことそのものである。    その為には、仕事の成果としての目標や期限を明確に定め、それを常に    部下と共有化し、部下の先頭に立って合理的にその実現を目指すこと。   (1)トップマネジメントの役割    ①事業の目的を考える 役割     ②基準を設定する役割     ③組織をつくりあげ、 それを維持する役割    (2)PM理論     P 機能(Performance function:目標達成能力)と       M 機能 (Maintenance function:集団維持能力)                   ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋      

国際規格、入札

1.入札 一般競争入札、指名競争入札、随意契約 総合評価方式、入札ボンド制度、ユニットプライス型積算方式、CM 方式 2.国際相互承認 (1)海外展開に向けた環境整備 (2)国際的に通用する技術者の確保と育成 (3)APECエンジニア相互承認プロジェクト   APECエンジニア相互承認プロジェクトに基づき、有能な技術者が国境   を越えて自由に活動できるようにするための制度 (4)APECエンジニア相互承認プロジェクトの仕組み (5)APECエンジニアの事務局 (6)APEC エンジニアの登録分野と対象資格 (7)APECエンジニアになるための要件と審査・登録   APEC エンジニアになるための5つの要件と2つの付則   1.認定又は承認されたエンジニアリング課程を修了していること、     またはそれと同等のものと認め られていること。   2.自己の判断で業務を遂行する能力があると当該エコノミーの機関に     認められていること。   3.エンジニアリング課程修了後、7年間以上の実務経験を有している     こと。   4.少なくとも2 年間の重要なエンジニアリング業務の責任ある立場     での経験を有していること。   5.継続的な専門能力開発を満足すべきレベルで維持していること。   上記の他、次の2項目を満足する必要がある。   1.自国及び業務を行う相手エコノミーの行動規範を遵守すること。   2.相手エコノミーの免許又は登録機関の要求事項及び法規制により、     自己の行動について責任を負 うこと。  (8)APECエンジニアへの期待 3.国際規格 (1)ISO9000 ファミリー(品質マネジメントシステム) (2)IS010006(プロジェクトマネジメントにおける品質の指針) (3)ISO/IEC27002:2005 (情報セキュリティ管理実施基準) (4)OHSAS18000 シリーズ(労働安全衛生マネジメントシステム) (5)IS014000 シリーズ(環境マネジメントシステム)                ・・・「ガチンコ学園資料」より抜粋

工程管理

工程管理の内容 ① 納期順守 ② 生産期間短縮 ③ 設備・人員の稼働率向上 ④ 生産活動安定化 ⑤ 操業度維持と生産量達成 1.負荷計画 負荷計画は、工数計画もしくは余力計画とも呼ばれ、日々変動する生産要求に より必要となる仕事量 (負荷工数)と処理可能な仕事量(能力工数)を均衡 するように調整する機能である。 ●労働時間基準の工数 ① 負荷工数=標準時間×生産数+段取り時間 ② 能力工数=就業時間×(1-間接作業率)×作業者数×出勤率 ●機械運転時間基準の工数 ① 負荷工数=標準時間×生産数+段取り時間 ② 能力工数=運転時間×(1-故障率)×機械台数 ③ 負荷率(%)=負荷工数÷能力工数×100 2.進行管理 (1)日程計画 (2)進行管理 3.PERTとCPM  PERT(ProgramEvaluationandReviewTechnique)  CPM(CriticalPathMethod) 4.生産方式 5.サプライチェーンマネジメント(SCM) SCM では、顧客満足を最大にするように数学的モデルをくみ上げ、それを オペレーションズ・リサ ーチの各種手法などを利用してコンピュータで解析 することにより、最適な計画を立てる。このときの 基本的な考えとなるのが 制約条件の理論(TheoryofConstraints:TO C)である。 TOCは、ボトルネックとなっている工程の能力を最大限生かすように他の工程 を制御するという思想 に基づいている。まずボトルネックとなる工程を発見し、 その工程の能力をフルに発揮させるために、 それより後の工程ではプッシュ型 生産方式で生産活動を行い、それより前の工程ではプル型生産方式で 生産を 行う。 TOCの考え方を単独の企業ではなく、調達から生産・販売・物流に至る複数の 企業に拡大したものが SCM である。SCM改革のポイントは、 (1)需要をきちんと把握・予測する (2)需要変動をトレース し、それに合わせて生産・供給計画を短サイクルで    見直し 指示を行う (3)指示どおりに原材料を調達 し、短時間で生産する (4)少量多頻度の調達・生産・物流を低コストで実行する (5)これらの業務 を最適に行うための計画系・実績管理系の...

数理的手法

1.シミュレーション (1)離散型シミュレーション:待ち行列モデル    システムの状態変化が何種類かの特定のイベントの生起によって引き    起こされるモデ ルに対して用いられるシミュレーション。    通信・コンピュータシステム・生産・物流 などにおける性能評価に    広く用いられている。 (2)連続型シミュレーション:微分/差分方程式モデル    微分方程式や差分方程式で表現されたモデルのシミュレーションを指す。    数学的には、 微分方程式の初期値問題を解くことに担当する。    電気・機会などの物理的システムや 経済システムのシミュレーションに    よく用いられる (3)モンテカルロ・シミュレーション    シミュレーションや数値計算を、乱数を用いて行う手法の総称 (4)シミュレーテッド・アニーリング    焼きなまし法と呼ばれており、大域的最適化問題への汎用の確 率的    メタアルゴリズムである。 2.数理計画法   数理計画法は、数理モデル(”現実”を式で表したもの)の、 最適解を求める   ための方法。 3.階層化意思決定法   複数の代替案の比較評価について考える。もし、代替案の優劣が一つの   基準で評価でき、かつ、その 基準を表す数値が各代替案ごとに与えられて   いれば、比較評価は容易にできる。しかし、現実の問題で は、評価の基準   となる項目は複数存在するのが普通であり、評価基準に対しても主観的な   優劣しか与え ることができない場合も多い。   階層化意思決定法(Analytic hierarchy Process:AHP)は、このよう な   問題に対するひとつの分析法である。

設備管理

1.設備計画 2.設備投資の経済性分析手法 (1)資金回収期間法 (2)原価比較法 (3)投資利益率法 3.設備保全 (1)運用性能  7大ロスの低減、削減、管理  ① 故障ロス  ② 段取り・調整ロス  ③ 刃具ロス  ④ 立上がりロス  ⑤ チョコ停(本格的な故障ではない一次的なトラブルによる設備停止)   ・空転ロス  ⑥ 速度低下ロス  ⑦ 不良・手直しロス (2)故障の定義   defect, failure, fault (3)設備保全の歴史   事後保全→予防保全→生産保全(改良保全、保全予防)→TPM   →予知保全(監視保全) 4.TPM (1)TPMの定義 (2)重複小集団活動 (3)8つの活動と12ステップ (3)保全活動

コスト管理

1.原価計算と標準原価 (1)原価計算の目的 (2)標準原価計算    原価管理や原価低減の標準にな る原価(企業が理想とする原価)を計算    理想標準 < 正常標準 < 現実的標準    標準原価は実際に達成可能で、かつ具体的な原価低減が期待できる範囲内    である ことが求められる。 (3)実際原価計算    実際にかかったコストを計算した原価のこと    ① 費目別計算→② 部門別計算→③ 製品別計算の順に計算 (4)直接原価計算    直接原価計算は、総費用を操業度の関係から変動費と固定費に区分し、    変動費のみを持って製品原価 を把握し、固定費は期間原価としてその発生    する期間収益に対応させて行う原価計算である。     直接原価計算を行うことで、企業の損益分岐点を計算できるようになる。 2.活動基準原価計算     製品やサービスを提供するための間接コスト をアクティビティ    (活動単位)に分割して、個々の活動ごとの基準を用いてコストを算出    し、原価計算 を行う手法のことである。    膨らみ続ける間接費を多 面的に管理し、その無駄を見つけ、減らすこと    で、大きくは原価全体を管理するために生まれた手法が 活動基準原価計算    (ABC)である 3.財務諸表 (1)財務会計と管理会計    財務会計:株主・金融機関・取引先・税務署など組織の外 部者に対して    報告するためのもの    管理会計:経営層が経営判断を行うための資 料として作成されるもの (2)財務諸表の一般原則    ①真実性の原則 ②正規の簿記の 原則など (3)貸借対照表(バランスシート:B/S)    流動資産+固定資産=流動負債+固定負債+資産(資本金、利益剰余金    など) (4)損益計算書(プロフィットアンドロス:P/L)    売上高ー売上原価=売上総利益(粗利益)    売上総利益ー販売直接費ー一般管理費=営業利益    営業利益ー営業外費用=経常利益    経常利益ー特別損失=税引き前当期利益 (5)キャッシュフロー計算書    営業キャッシュフロー:本業による収入と支出の差額を表します。    投資キャッシュフロー:固定資産や株、債券な...

品質管理

1.全社的品質管理 (1)品質管理の歴史    QC → TQC → TQM (2)QC的問題解決法             QCストーリー    テーマ選定 → その理由 → 現状把握 → 解析(七つ道具)→ 対策    → 効果確認 → 歯止め → 反省と計画 (3)品質計画    品 質計画書を作成し、そこで以下のような内容を明確にする。    ① 達成すべき品質目標    ② 設計・開発の各段階における責任体制    ③ 採用する新技術、新設備、新プロセス    ④ 人員、必要な力量    ⑤ 必要な検査・試験設備、検査方法    ⑥ その他要求品質確保のための手段 2.QC7つ道具 (1)QC7つ道具 (2)新QC7つ道具    言語データ分析、技術部門、管理部門     ①連関図 ②系統図 (目的ー手段の系統)③マトリクス図     ④過程決定計画図(Process Decision Program Chart:PDPC)                  問題解決に至るフローチャート(YES, NO 判断を含む)     ⑤アローダイアグラム (PERT)⑥親和図 ⑦マトリクスデータ解析 3.品質保証     PDCAサイクルを回す活動 (1)開発・設計における品質保証 (2)工程管理による品質保証 (3)検査による品質保証 4.製造物責任法 5.消費生活用製品安全法 (1)PSマーク   PS マーク(Product Safety)は、   PSC マーク(消費生活用製品安全法)、PSE マーク(電気用品安全 法)、   PSTG マーク(ガス事業法)、   PSLPG マーク(液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関 する   法律)の4種類のマークがあり、これらの法律を「製品安全4法」と   言う。         それぞれより危険度の 高い製品(特定製品・表示がなければ販売でき   ない)につけられるひし形のマークと、特定製品以外に...

事業企画と事業計画

1.事業環境の変化 最近では経済連携協定(FPA)や自由貿易協定(FTA)が各地で結ばれていて、 関税 の撤廃、各国市場での外国企業の参入障壁が下がってきている。 WTO(世界貿易機関)・・・国際貿易全体のルール    GATT(完全および貿易に関する一般協定)    GATS(サービス貿易に関 する一般協定)    TRIPS(知的財産権の貿易的側面に関する協定)  基本的に加盟国の間で貿易を行う上での差別待遇を禁止  ・・・「最恵国待遇の原則」  例外は、EUの関税同盟(域内で完全を撤廃し、域外では共通関税を設定する)  と自由貿易地域の設定(FTA, EPA) FTA:特定の国や地域の間で、物品の関税やサービス貿易の障壁等を削減・撤廃 することを目的とする協定 、TPPもFTAの一種 EPA(経済連携協定):貿易の自由化に加え、投資、人の移動、知的財産の保護 や競争政策におけるルール作り、様々な分野 での協力の要素等を含む、幅広い 経済関係の強化を目的とする協定 企業の課題・・・リードタイム短縮、在庫削減、多品種 少量生産システム など 2.フィージビリティ・スタディ ① 事業内容の具体化 ② 予備的な設計・試作 ③ 予備的調査と需要予測 ④ 事業の収支予測と資金調達 3.総合生産計画 総合生産計画は、半年あるいは一年といった比較的 長期間にわたる計画で、 主として需要予測量(販売計画)と生産能力(生産計画)の調整を目的として いる。 通常は6カ月~18カ月程度の期間に対して、需要予測量を満足するために、 生産率、労働力水準、 在庫水準、残業時間、外注率などを調節して生産量と 生産時期を決定する。総合生産計画は期中のコス ト最小化を目的とする場合が 多いが、雇用水準の安定化や在庫水準の適正化も重要な要素である。 4.基準生産計画と資材所要量計画 基準生産計画(MasterProductionSchedule:MPS)は、総合生産計画によって 生産する製品全体の 生産計画を、最終的に製品アイテム単位に分解することが その機能である。要するに、どのような資材(部 品)をいつ、どのくらい必要で あるかという計画を作成することで、資材所要量計画(Material Requirement ...

ガチンコ学園 模擬口頭試験

来年1月19日に行われる、総合技術監理部門口頭試験の模擬試験を受けました。 二次試験の合格が決まってから面接日まで2カ月近く間が空くので、中だるみを防ぐ為に受けといた方が良いかなと考え、ガチンコ学園に申し込みました。 昨年受けた化学部門の口頭試験対策は、「スタンディング」による通信教育と「新技術開発センター」による模擬面接の2本立てで行いましたが、今年はガチンコ学園1本にしました。理由は、費用が一番安かったのと、不合格時返金制度があったからです。半分冗談ですが、資格受験にも経済性管理が必要だと思います。 模擬試験の全体的な印象を書きます。 やはり、第三者の面接を受けると自分の弱点が良くわかるなと言う点です。一つは、「5つの管理」に対する理解がまだまだ甘いこと、もう一つは話が冗長になってしまう傾向があることです。もっと単刀直入にポイントを言わないと相手への印象が悪くなります。 但し、気になった点を敢えて書くとするならば、今回模擬面接して下さった方が求めている総監技術士と言うのは、「5つの管理技術」を正確に暗記理解し、その言わば管理用語を使って意見を言える人ってイメージで、何だか「管理技術」に偏っているなと感じました。もっと、人間のハートの部分も大事だと思うのですが、その人からすると、そういう表現はかなり気に入らない様子でした。 自分自身としては、「思い」とか「熱意」が先ず先にあって、「管理技術」はあくまで道具だと思うのですが、受験対策を生業として主にやって来られた方なので、どうもそういう傾向になってしまうのかなとも思います。 「総監技術士」は建設部門とそれ以外の部門では位置づけが全く異なります。建設部門の場合は、建設コンサルタントとしては業務独占資格なので、取得することで活躍の機会が一気に増加するのに対し、それ以外の部門では名称独占という名誉があるだけで、極端な言い方をするとほとんど何も意味がありません。 じゃあ、なぜこの資格を取ろうとしているのかと言うことになりますが、強いて言えば前の会社で部長職やプロジェクトリーダーとしてやってきたことを、普遍的な価値として再確認すると同時に、その経験なり知恵を残された人生の時間の中で少しでも社会に還元したいとの思いからです。 その意味で、あまり「管理技術」に偏らず人間性全体で「総監技術士」と言う...